
うれしい気持ちや悲しい気持ちなど、自分の気持ちを表現できることが基本です。「本物そっくりに描きたい」という気持ちが現れてくるまでは、心を素直に表せることが大切です。上手、下手と評価はつけないで下さい。楽しく描けること、描くことが大好きなことが一番ではないでしょうか。
工作の本を見て作ることは、悪いことではありません。プロセスが理解でき、きちんとした形のあるものが作れて満足感もあると思います。少しずつアレンジも加わり、いつの間にかオリジナルな創作になっていることもあります。日常の生活も大切です。美術館や博物館に行ったり、自然とのかかわりもとても重要です。楽しいことや心に残るようなことがなければ、何も浮かんできません。
よく見ると色が違ったり、新しく別の絵が加わっていたりすることもあるので、前と違う部分や気持ちを見つけてあげて下さい。1年以上、粘土しかしない子もいます。そういう場合は安心感を求めていることが多いようです。忙しい生活を過ごしていませんか?子どもとのコミュニケーションはとれていますか?
生活のリズムは崩れていませんか?時間に追われて、忙しい毎日を過ごしていませんか?家族の問題や友達との問題は見当たりませんか?「面倒くさい」「お母さんに任せる」と言う時は、干渉されたくないのかもしれません。
いつも時間内に終わらない。集団の中で自分が発揮できない子は、コツコツタイプの子が多く、自分の「夢中になれる世界」を持っています。時間内に終わらせることも大切ですが、急がせて不満足なものしか作れないのでは、達成感を持つことができません。自信もなくしてしまいます。アトリエHUGでは完成させることだけが目的ではありません。その日にできなかった物は、次回の時に続きを作ることもできます。一つのことにじっくり取り組めるのは、とてもいいことです。
子どもの気持ちは創作から伝わってきます。 だからといって子どもの作品に神経質になる必要はありません。理解しようとするする気持ちが大切です。自由にのびのびとした生活を送っている子どもは、創作も自由でのびのびとしています。ですから、主体的に生活できる場をたくさん作ってあげてください。お母さんやお父さんの気持ちが、子どもの作品を通して表現されているようにも感じる時もあります。お母さんやお父さん、周りにいる大人もストレスの少ない生活を過ごせるといいですね。